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モロッコ旅行記④~いざ、サハラ砂漠へ~
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 自分は本当にいたんだろうか。このサハラの砂と風の中に。

・・・☆・・・

【Day 4: March 18th, 2009】

砂漠ツアー二日目の夕方、いよいよサハラ砂漠に到着です。
ガタガタとオフロードを走り始めた我らのワゴン車。車窓から見えてきたのは・・・

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夕日を受けてバラ色に染まったサハラの砂丘!周りのみんなは大盛り上がり!
私も「わ~!」と喜ぶ一方、「とうとうきたか。。」と不安も交錯。

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砂漠で我らを待っててくれたラクダたち。

今夜は砂漠でテント泊。事前にあまり説明がなかったのでみんな「バックパックくらいは持っていけるだろう」と思っていたのですが、「必要最小限のものを小さなバッグに入れて持っていってください」とのこと。みんな慌てて荷物を詰め替えて身支度を整えました。出来た人から毛布を一枚受け取ってラクダに乗ります。ちなみにこの毛布はラクダの毛で出来ているとっても分厚いもので、『ラクダに乗るときの座布団&テント泊時の自分の掛け布団』という2通りの使い方をします。

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さ、出発です!みんな現地で購入した布をターバン風にぐるぐる巻き。これはファッションではなく実用性を重んじてのこと。乾燥した空気と砂埃からのどを守るためにはこの布が大活躍なのです(やっぱり現地の人の服装はよく考えられているなぁと感心しました)。…もちろん私もぐるぐる巻き。。布が白っぽかったことと、ゴーグルも着用していたのとでその姿はさながら月光仮面のようだったことを記録しておきます(笑)。えーと、それは嫁にいった後といえども公開をはばかるような姿でございました。。(^▽^)


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砂丘の中をゆっくりゆっくりと進む隊列。

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次第に時間の感覚や方向感覚が失われていきます。

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片手でデジイチ撮影に奮闘する夫の姿。ラクダの上は結構揺れるので両手を離すわけにはいきません。私の旅行記の写真はだいたい夫の写真で構成されていますが、砂漠でも頑張ってくれて感謝です☆

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これは私のデジカメ写真。先頭が夫。真ん中の小さめのラクダが私。

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次第に沈んでいく太陽。

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浮かび上がるシルエット。

夢のようなキャメル・ライドも1時間以上がたち、景色よりも「…ちょっと、股関節が痛いかもしれない。特に下りのとき、痛い。アイタ、イタタ。。」と自分の関節の痛みに意識が向き始めた頃にテント到着です。到着後すぐにとっぷりと日がくれ、あたりは全くの暗闇になりました。

テントは毛布で作られた小さな小屋のような感じで、定員6人~8人のものが幾つも並んでいます。灯りはないので懐中電灯必須です。夕食はガイドさんが作ってくれた「チキンと塩漬けレモンのタジン」(これがすっご~く美味しかったのです!)。ミントティーもふるまってくれるわ、夜は太鼓のエンターテインメントもあるわでガイドさんは大忙しです。

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たまたま近くに座っていたため、我々夫婦も太鼓たたきに挑戦させてもらいました(布を巻いたままのワタシは月光仮面のようでもあり、三蔵法師のようでもありました・笑)。

~夜更けには星空を眺め「あれが北斗七星?」と星座ウォッチング。こんな星空は都会では見られません。ステキな夜でした。翌日も6時出発と早いため、12時にはテントですっぽりとニット帽をかぶって就寝(防寒のために持参したのですが、髪が砂まみれにならなくて良かったです)。

…しかし、風が吹くたびにバタバタとはためくテントに私はなかなか寝付くことができず、「あぁ眠れない。。」とジタバタジタバタ。私の心の支えは隣に夫がいることと「寝れなかったとしてもラクダから落ちることはあるまい」という希望だけ。。それでも疲れていたのかいつの間にか眠りに落ちていました。

ふ~、長い一日だった。

翌日は再びラクダにのって、マラケシュまで帰ります☆ 

続く。
by mihopoppo | 2009-03-27 21:13 | …モロッコ(マラケシュ)(9)
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