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南仏ドライブ旅行記③~海辺の街とニーム~
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三人のマリアがたどり着いたと言われる海辺の街 St-Marie-de-la-Mer。
だーいぶ時間があきましたが、こつこつと旅行記復帰です(久々すぎ!)☆

・・・☆・・・

【Day 3: June 15th, 2009】

さて、旅はまだ三日目!近くのパン屋さんとスーパーで朝食を調達した後、行動開始です。
この日はまずアルフォンス・ドーデの『風車小屋だより』の舞台へ。
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とても素朴な風景。ここを舞台に、ドーデはプロヴァンス人の気質をとらえた短編集『風車小屋だより』を書き続けたんですね。朝から暑い暑い日が照り付けるのでささーっとしか見ませんでしたが、小さな博物館も併設されているようです。

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それにしてもこの日もなんと暑いことよ。。早くも私はばて気味です…(´ο`)。 ドーデも滞在されたと言われる小さなお城(大邸宅というほうが的確かも)があったので、木陰でしばらくお休みしました。本当に、6月の南仏がこんなに暑いとは思っていなかったのでビックリでした。今の日本よりはるかに暑かったもんなぁ。

続いて見学しにいったのは、有名なゴッホの跳ね橋。

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実はこれは商工会議所によって復元されたもので、なーんにもないところに突然ぽこっと設置されています。思ったより小さくて普通だったけど(ベルギーの小便小僧Julienくんの次くらいに「もしや、あれ?」という感じ)、間近で名画のモデルを見られるなんて感慨深い!この変哲のない橋に美を見出し、芸術の息吹を吹き込むことができるのが芸術家なんだろうなぁ。

このプロヴァンス地方の風景を見て初めて、印象派の絵がフランス独特の色彩や空気を鮮やかに表現していることがわかりました。たとえばセザンヌが描くサン・ヴィクトワール山の荒い灰色や裾野に広がる緑と茶色の大地、ゴッホの描く温かみのある黄色、モネの「ひなげし」に出てくる鮮やかな赤いポピーの色。すべてが自分が見ている風景そのままで、「あ、謎が解けた」と私は一人で妙に納得するような気持ちになっていました。ビバ・プロヴァンス!

と、しばし芸術に思いを馳せた後に向かうは一転して海辺の町、St-Marie-de-la-Mer!

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海辺は色彩がまた違って一気にリゾート気分になります♪ このSt Marie de la Merはキリストの死後、3人のマリアが舟で漂着したといわれる街です。その3人のマリアとはキリストの母である聖母マリア・キリストの叔母(つまり聖母マリアの妹)マリア・そして聖書に出てくるマグダラのマリア。迫害を逃れるためにたどり着いた3人のマリアですが、その後マグダラのマリアは布教のため別の地に赴き、二人のマリアと召使のサラはこの地に残ったといわれています。この召使のサラはエジプト人女性でしたが、長い年月を経てジプシーたちの聖人と崇められるようになり(ここらへんの経緯はちょっと不明)、毎年5月のお祭りの時期になると巡礼者がたくさん来るのだそうです。

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3人のマリアの教会もあります。

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とても綺麗なエメラルド色の海辺をぶらぶらした後、お昼は街のパン屋さんでキッシュなどを食べました。どこに行っても美味しいパン屋さんがあるフランスでは軽食には困りません。これが地続きのイタリアに行くとそうでもないから、ヨーロッパって面白いなぁ(と、いつも思う)。この街ではプロヴァンスの塩もお買い上げ☆ 

そして更なるドライブへ。今度は「デニム」の原産地でありその語源となった街、ニームへ行くことにしました。今回の旅は大まかなルートだけ決めて、後はその日の気分に合わせて予定を組んでいたので「ニーム通るよ、行ってみる?」「行ってみる!」というような感じでした。いったいニームに何があるのか分からないまま、車の中でガイドブックを読みつつレッツ・ゴー☆ 

お天気は突然下り坂。そんなニームにあったもの。

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とても立派な円形闘技場!保存状態もよく、非常に重厚感あり。ニームが「フランスのローマ」と呼ばれる所以が分かります(メゾン・カレという神殿もあるし)。この闘技場は現在も闘牛やコンサートに使用されているんですって。

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そして美しくお手入れされた広大なフォンテーヌ公園!
そしてこの公園の丘をひたすら上っていくと・・・

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ドドーンとそびえ立つマーニュ塔。紀元前1世紀頃に建築されたこの塔はもともと3階建てだったそうです。一見今にも崩れ落ちそうですが、中には150年ほど前に作られた螺旋階段があり上まで上ることができます。既にかなりバテバテだった私も、ここまで来たら上らない訳にはいきません。。

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というわけでひたすら螺旋階段をぐるぐると。

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そして到着!上にはぐるりと見渡せるニームの街。ゼーゼー言いながらも「おぉ」と感嘆し、感嘆はしてるけど疲労で「おぉ」としか言えないまま眺めを楽しんでまた下ってきました。この日の自分の旅行記を見ると、「暑い。しかし暑い。Nimeの公園(きれい)にいき、マーニュの塔に登る。らせん階段とてもきつい。夫ゲンキ。ミホクタクタ。」と書いてありました。もはや旅行記ではなくメモです(笑)。

この日はまだまだ続くのだけど、今日はとりあえずこの辺で。
次はあの世界遺産の橋へと続きます☆
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by mihopoppo | 2009-08-04 17:01 | …南仏ドライブ(14)
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