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ヨルダン・シリア旅行記19~フィナーレ!~
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帰路へ。・・・やっとフィナーレ、中東旅行記!

・・・☆・・・

「あぁ、ヨルダン・シリアに行ったのは随分前のことのような気がするなぁ・・・」と思っていたのですが、それもそのはず、なんだかんだいって旅行から6ヶ月もたってしまっていました(--;)。しかもこの最後の一回をだいぶ引っ張ったままハワイに行ってしまったため、なんだか「今さらすみません」というような心境にすらなります(笑)。でもでも、めでたくこの度この旅行記も完結です!・・・長らく引っ張った割には最終回に書くことがあまりなくて残念なのですが(汗)、何はともあれ最終回です。ぱちぱちぱち☆

・・・☆・・・

【Day 9: January 7, 2011】

さて、ウマイヤドモスクの見学を終えた我々がなすべきこと。それは無事にアンマンまで帰ること!素敵で楽しくて美味しかったダマスカスともお別れです。最後のランチは以前にご紹介したローストチキンのお店で頂き(それはもう、誠に美味しゅうございました)、帰りにスークでスパイスを買い、「もう思い残すことはないね!」と街を後にしました。

帰りも簡単、タクシーでカラージュソーマリーエに出たら、往路と同じようにセルビスでアンマンまで帰るのみです。・・・「簡単」と言いつつも、ちょっと不安を抱えながらではありましたが・・・(笑)。というのも今回もタクシーの運転手さんが全く英語を話さない方だったのです。言葉が通じない不安というのは非英語圏ではどこでも感じるものではありますが、それでも、今までで一番英語が通じない国がシリアだったかなぁ。このときも、運転手さんがどこかの街の片隅のお店で止まって、「○×△※♭※#~~~!」と言い置いて車を降りていった時の不安(←家族のための買物をしてた)、国境のそばのDFSで「タバコ○×△※♭※#~~~?タバコ○×△※♭※#~~~?」と聞かれ、「No, no ! We don't need anything」と言っても全く通じなかったときの不安 (要は、一人あたり買える煙草の箱数が制限されているため、私たちも買ったことにして沢山買いこみたかったらしい。検問のときに何か聞かれたら「これは私たちが買った分です」と言ってほしかったんだそうです)とか、まぁ、道中ずっとそんな感じでした(笑)。それでもおじさんは自分が食べていたカボチャのタネを分けてくれたりして、言葉は通じないけどご親切な方でした(^^)。

そうこうして無事に帰りついたアンマン。ただいま~と思わず口にするほど「帰ってきた感」がありました。ペトラ遺跡→ダマスカス、とまわって帰ってくると、やはりアンマンがとても都会なのだと分かります。この夜は最終日だったので、「アンマンで若者が行きそうなところに行ってみよう」とCanvas Cafeというギャラリー風のレストランに出かけてみました。

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こんなシンプルな外観。

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ちょっと疲れてたのと、旅が終わるなぁという感傷とで全然写真を撮りませんでしたが、とても素敵なところでした。食べ物は普通にハンバーガーとか、スープとか、バーっぽいお料理です。9日間、嬉々としてアラブ料理を食べ続けていたので、そんな普通なお料理が妙に新鮮に感じました(笑)。お食事しながらこの9日間の旅や、2011年の抱負について語り合いました(そう、このときはまだ年明けだったのだ!)。

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翌日はもう帰るのみ。これまた近代的なアブダビ空港にちょっと違和感を感じたりしながら、長い長い道のりを東京まで帰りましたとさ。

おしまい!


・・・といわけで、長々と続いたこのヨルダン・シリア旅行記もこれで本当におしまいです☆ 行く前は中東というエリアにきな臭いような、恐ろしいような、思わず身構えてしまうようなイメージを持っていましたが、実際に訪れたヨルダンとシリアはとてもとても美しく温かな国でした。印象的なものは沢山ありました。歴史の古さや複雑さ、遺跡の壮大さ、食べ物の美味しさ。でも一番心に残ったのは人の優しさ、温かさ、そして笑顔でした。また訪れたい、心からそう思いました。

しかし、私たちが帰国した僅か2か月後には、エジプトから始まった民主化運動があっという間に中東に波及。ヨルダン・シリアもその渦に飲み込まれました。ヨルダン、特に首都のアンマンはそれほどではありませんでしたが、シリアでは尊い市民の命が沢山犠牲になっています。今もまだ続くシリアの民主化運動・・・。あんなに美しくて温かな笑顔にあふれたダマスカスは今どうなってるのだろう?一観光客に過ぎない私でもとても気にかかります。

どうかどうか、一日も早く平和が訪れますように。
そしてまた観光客でにぎわうダマスカスを、中東を、また目にしたいと思います。


祈りと共に、おわり。


・・・・次はガラリと変わってハワイ旅行記!の予定!です(^^)。
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by mihopoppo | 2011-07-25 15:46 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑱~ウマイヤド・モスク~
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ダマスカス最終日、ウマイヤドモスクへ。

・・・☆・・・

どうしちゃったんでしょう、というくらい急に暑くなった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。暑いですね~~!梅雨明けを待たずに私はすっかり夏バテです(--;)。しかも最近非常にバタバタとしており余裕がなく沈没しそう(笑)。しかもしかもそんな中、あと10日ほどでハワイに旅立たねばならないためてんてこ舞いな毎日です(あ、義弟の結婚式@ハワイなのです!夫がお休みをくっつけられたので10日間ほど滞在予定。)

・・・長々と続いたこの旅行記ももうゴール寸前。本当はゆっくりしみじみ書きたいところですが、ハワイに発つ前に出来れば終わらせておきたいので、駆け足で記録しておきたいと思います。ダマスカス最終日のお話です。さ、頑張ろう。


・・・☆・・・
【Day 9: January 7, 2011】

さて、2泊3日のダマスカスもこの日がいよいよ最終日。夜にはアンマンへと戻らねばなりません。あぁ名残り惜しきダマスカス・・・。今回は旅程の都合でシリアには2泊3日しか割くことができませんでしたが、その3日間を全てダマスカスに注ぎ込んで本当に良かったと思っています。無理をすれば他の街に行ったりパルミラ遺跡を観たりすることも可能でしたが(パルミラに行くには相当無理が必要だったけど)、そうしてたらこんなにのんびりと旧市街を歩いたり、美味しいものを食べたり、お買い物したり出来なかったですものね。アンマンのタクシーガイドのおじさんは「ダマスカスなんて半日いれば十分だよー!パルミラに行きなさい!」と言ってましたが、地元の人にとってはそうでも私たちにはとてもとても・・・(笑)。1週間くらいいても飽きなかったと思います。

さて、この日お外に出てみると・・・

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Straight Streetのお店はお休み。

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いつも賑わってるスークも・・・

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裏の通りも、ひっそり!

そう、今日は金曜日。イスラムの皆さんにとってはお休みの日なのです。し~んと静まり返る街の様子にはビックリでしたが、こうなることはリサーチ済み(正確にいうと、いつもの通りオットがリサーチ済・笑)!お店が閉まるのは分かっていたからこそ前日にお買い物も済ませていたし、世界遺産たるウマイヤド・モスクの見学もこの日に残しておいたのです。ビバ、オットのリサーチ能力!

・・・というわけで我々が向かったのはウマイヤド・モスク。ウマイヤドモスクは現存する世界最古かつ最大級のモスクです。

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黄金で荘厳。あまりに大きくてとても全体像がカメラに収まりきりません。

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そしてと~っても広いです。

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服装で気をつけるべきは、やはり肌や髪の露出に関してです。女性はスカーフを一枚持っていくと、髪が覆えて便利(私が巻いてるのはモロッコ布。月光仮面風!)。服装も肌だけじゃなくて、多分身体のラインがハッキリ出るものもダメなんじゃないかな~。私は冬だったのでコートを着てましたが、ちゃんと前のボタンを閉めるように言われました。ただ服装NGの場合でも、入り口でネズミ男風のコートを貸してくれるのであまり心配する必要はありません。

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左のおばちゃまが着てらっしゃるのが、そのネズミ男風コート。

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そして中には靴を脱いで入ります。冬場は足がすご~く冷たいです(笑)!床は大理石なうえ水たまりがそこかしこにあり、べちゃっ!と水を踏むこともしばしば。あ、靴を預かってもらうのも有料なので(しかも適当にまとめて保管されるだけ)、靴を入れるビニール袋を持っていくとこれまた便利です☆

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でないと、このおじさまのようにずーっと靴を手に持って歩くことになります。ちょっと不便かも。

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細部にいたるまで施されている壁画がとても美しく、素晴らしいモスクでした。ここも元はキリスト教の教会だったそうです。トルコのアヤ・ソフィアみたいに、ここでもキリスト教建築の名残りが見られました。

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礼拝の時間も、中の見学をさせてもらえます。私が行ったときは男性のお祈りの時間だったのでオットだけ中に入ってきてもらいました。異教徒はこのモスクの敷地に入るための入口が限られていたり結構厳しい管理がされているのですが、こうして礼拝中に中に入れてくれるなんて寛容だな~と思いました。

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そんなこんなでとっても駆け足だけどウマイヤド・モスクでした!

次はもう帰るだけ!なので、ラスト一回はあっさりの予感です(^^)。
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by mihopoppo | 2011-06-26 09:09 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑰~Haretna Restaurant~
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旅先では、いつもこんな風にリサーチしてからレストランに出かけます。

・・・☆・・・

旅行記もあともう一息。

【Day 8: January 6th, 2011】

食べ物ばかりですが、ダマスカス二日目のお夕飯の話です(笑)。この日の夕方、一度リヤドに戻った夫がリサーチし「ここに行こうか~」と提案したのはHaretnaという旧市街にあるレストラン。早速夜の街に出かけてみました。

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この日は木曜日。金曜日が「週末」にあたる中東地域では「ハナキン」ならぬ「ハナモク」、街には多くの人が出ていました。新市街ではこんなオシャレ女子も発見☆ 服装に制約があるぶん最大限個性を出そうとするのか、中東の女性は本当にオシャレだったな~と思います。モロッコでもとってもオシャレだったっけ。うん、うん。

さて、お店自体は旧市街にあります。相変わらず狭い入口、しかし・・・

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中はやっぱり大豪邸!とっても大きなレストランでした。そして混んでる~!私たちも最初は満席のため入れず、少し時間を置いてぶらぶらしてから再来店しました。やっぱり予約は必須かもしれません。

でも混雑も納得できるほど、お料理は美味しかったです!

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これはイタリアのアランチーニ(ライスコロッケ)によく似たお料理。イタリアだと中にモッツァレラチーズやミートソースが入っていたのですが、こちらでは・・・・。え~っと・・・。う~んと・・・。・・・・・・忘れてしまった!! この日はずっと歩きまわって疲れていたせいか、日記をしっかりつけずに寝てしまったのです。お料理のことも箇条書きにしか書いてなくて、詳細が書いてな~~い!がっかり。人の(私の)記憶とはかくのごとし、まことに儚きものでございます。。。やっぱちゃんと書いとかないとダメだなぁ。反省。というわけで詳細は不明なのですが、とにかくライスコロッケで美味しかったことは間違いなし。

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そしてこれが私の中でのイチオシ、Hummus with Meat!炒めた牛肉と松の実、そしてハンモスというシンプルなアペタイザーです。しっかり味のついたお肉とほんのり温まったクリーミーなハンモスのバランスがよくて、美味しかったです~。今でも食べたいっ。

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これは恐らくポテトとチキン(日記に「チキン」としか書いてないのですが、たぶんこれのこと)。でもこれどうするんだろう、パイ包みみたいに割って食べるのかな?とナイフとフォークで挑んでみたところ・・・

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「いやいや、めくればいいんです」、と店員さんが助けてくれました。あはは、失礼いたしました☆ 途中から食べることに夢中になってしまい、残念ながらチキンがお目見えする写真がありませんでした。

中東料理は結構ボリュームがあるので、二人だともうこれとサラダでお腹がいっぱいに!もっと人数が多ければ沢山の種類のお料理が食べられたと思うんだけど、今宵はこれにてご馳走様、とっても美味しかったです(^^)・・・と思っていたところ、なんとデザートが登場しました。無料で全員に出されるみたいなのですが、これまた山盛りフルーツと、山盛りアイスが3種類のったプレートがどーん!・・・びっくりです(笑)。食べきれなかった~。

でもとっても美味しかったHaretna, どうもご馳走様でした☆

帰りはスークのまだ空いてるお店で香りの良いローレル石鹸を買い、ぶらぶらとホテルへ。

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ハナモクのStraight Street沿いには沢山の高級外車が駐車されて、車が通るのが困難なほど混みあっていました。どこの国にもお金持ちがいて、こうして高級外車に高級レストランに・・・という光景が見られるんですよね。なんだか不思議な気持ちがしました。

この日は朝からスークも食も満喫して、満ち足りた一日でした(^^)。
次の日はダマスカス最終日、ウマイヤドモスクや最後のスーク散策を楽しんでからアンマンに戻ります!


つづく。
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by mihopoppo | 2011-06-10 11:30 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑯~ダマスカスのローストチキン~
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マルジェ広場の猫さん。その視線の先には・・・


・・・☆・・・

だいぶ時間があいてしまい、あっという間に6月ですね!関東も例年より早く、5月末から梅雨入りしたそうでビックリしました。今年の天変地異と関係あるのかなぁ・・と思ってしまいます。予定では3月末に終了する予定だったこの旅行記も「震災があったから」という理由では補いきれないほどのずれこみっぷり。。あと3回くらい、今月末には終わるかなーといった感じですが地道に続けていきたいと思います。

というわけで、back to 旅行記!

・・・☆・・・

今日ご紹介するのはダマスカスで出会ったとっても美味しいローストチキンのお店、ガイドブックにもよく載ってる有名店『Al Deek Al Fiddi』です。ローストチキンは中東では定番のお料理ですが、ここのチキンはとーっても美味しくて未だに思いだすほど!あまりの美味しさに、ダマスカス二日目のお昼と、三日目のお昼と、2日連続で通ってしまいました。今回の旅では本当に美味しいものばかりに出会ってきましたが、その中でもここは上位にランクイン間違いなし、鶏好きさんには是非ともオススメしたいお店です(^^)。

場所は旧市街からは少し離れたマルジェ広場(Marjeh Square)のすぐ近く。

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看板を見ると、店名のスペリングがガイドブックの表記とちょっと違ってます。Al Fiddi ではなくてAl Fudy なのか?ささやかな疑問。どちらで検索しても日本人の方のブログ以外はあまりヒットしなかったなぁ。。でも決して観光客向けのお店ではなく、地元の方で大賑わいのお店です。

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お店の前にはぐるぐる回るローストチキン!隠れちゃってるけど愛想のいいお兄さんがピースサインをしてくれています(笑)。でもあれ、ピースするのって日本人だけじゃなかったっけ?ということはかなりの数の日本人観光客が訪れているのでしょうね!(と、今 気付いた)。

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チキンクローズアップ☆ こ~んがりパリパリ、中はジューシーなローストチキンがこうして焼きあげられます。

お店自体はとても小さく、中は壁に面したカウンター席が7つほど(黙々と食べる感じ)。最初に行ったときはお昼どきだったこともあり中には入れなかったので、テイクアウトにしてマルジェ広場で食べることにしました。

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あぁ、のどかなお昼の風景。語らうおじさんたち。行き交うおじさんたち。

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そしてお楽しみのローストチキン!テイクアウトの場合、こんな風に薄いパンで包んでくれます。このパンはとっても有能で、こんな風にラッピングペーパーがわりになったり、保温のふたにしたり、チキンを包んで食べたり、はたまた油で汚れた手をふいたり、一枚で何役もこなす優れものなのです。

ちょっとこれだとチキンの様子が分かりにくいので、翌日店内で食べたときの写真を導入しちゃいます。

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じゃーん、ハーフサイズ。食べるところたくさんで、結構ボリュームがあります。ハーフサイズだと胸の部分が来るかももの部分が来るか分かれちゃうみたいだけど、これは運次第。どっちの部分も美味美味♪ ニンニク入りのマヨネーズとピクルスもついてきます。

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食べるときはこんな風に手で。現地のおじさん達は上手にパンでくるんで、手を汚さずに食べていました。ちなみに店内で食べるなら、お昼の早い時間を狙うのがいいと思います。お昼時は中には入れないし、マルジェ広場もとても人が多いので空いてるベンチを探すのは大変かもしれません。

それに広場で食べると、熱い視線を注がれることになります。

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猫さん達の視線の先、そこにはもちろん我々が頬張ろうとしているこんがりチキンが・・・(笑)。

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この日は三匹の猫に見守られました。お腹がすいてるんだよね、可哀相に。。幸いお行儀の良い猫たちでベンチの上に来たりはしませんでしたが、あまりにもひたむきな視線を向け続けるのでちょっとヒヤヒヤしました(笑)。


・・・あ~、思い出すだけで幸せになれるローストチキン。
ダマスカスを再訪出来た暁には、真っ先にこのお店に向かいたいと思います!

次のエントリーはこれまたダマスカスの美味しいレストランの予定です・・(笑)。


つづく。
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by mihopoppo | 2011-06-07 11:45 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑮~ダマスカス2日目~
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大好き、スパイス・スーク! 

・・・☆・・・

ダマスカス二日目、旅行記は続きます。

【Day 8: January 6th, 2011】

さて、美味しい朝食をもりもり頂いた後は、楽しい楽しい街の散策に出かけました。

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朝の街の色、流れる空気、人々の生活感。そういうものがとてもいいバランスで混じり合って、ダマスカスをこのうえなく魅力的な街にしているように思えました。何かとても「愛しい気持」を抱いてしまいます。人が優しい、というのも大きかったのかなぁ。

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スークに向かう途中のStraight Streetでとても素敵な寄木細工のお店を見つけました。日本の箱根細工にも似たこのダマスカスの工芸品。実は3000年以上前から続くシリアの伝統工芸で、箱根細工もルーツはここなのだそうです。これらの寄木細工はもちろんダマスカス中どこでも売ってるのですが、私たちが見た限りここのお店のものが一番品質が良かったです。お店のおじさんもとてもキュートで、私たちは後でこのお店に戻ってきて大量のお買い物をすることになるのですが・・・それはまた後のお話(笑)。

もう一つ、道すがら私たちがしていたのが(というよりオットが積極的にしていたのが)・・・

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アラビア数字のお勉強。「数字くらい読めないとな!」と、街で時計を売ってるお店のショーウィンドウを見つけるたびに立ち止まっては数字の学習をしてました(^^)。「えーっと、首を右に90度傾ければ、2は2に見える。。3は3にしっぽがついてて、4は3の反転で・・・」と変なこじつけで覚えようとしてた私、なかなか覚えられず!こういうのは自分の既存知識に引き寄せるより、頭から丸ごと覚えてしまった方が良いのかもしれません(汗)。しかし、ところ変われば数字も変わる。文化って面白いです。

さて、今日も辿り着いたスークは人がいっぱい。

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ダマスカスのスークは、もちろん観光客目当てのぼったくりのお店もあるのですが(メインの通りの、きらびやかな布を売ってるお店はぼったくり系!シルクスカーフ300ドルが帰る頃には50ドル。それでもぼったくりだけどね。)、えーと、そうそう、ぼったくり店もあるのですが、全体的に地元の人用のお店が多くてとても楽しいです。みんなゴリゴリ売ってきたりしないし、スパイスや石鹸、可愛いクッションカバーやテーブルクロスなど、見るものも沢山♪ 

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でもふと見上げた天井あたりは本当~~に古いのです!ところどころ新しくなっているところもあったけど、この古いままの趣はなんとも言えない良さがあります。いつまでもこの風景が失われてほしくないけど老朽化は避けられないだろうし、この先どうなっていくのかなぁ。。観光客ながら、余計なお世話を焼いてしまいました。

さて、この日はお買い物をするにあたって、先に新市街の向こうにあるハンディクラフトセンターに行ってみることにしました。というのも、2009年にマラケシュに行った時もスークでのお買い物の前に「伝統工芸館」という政府が管理するお土産ものエリアを見に行ったのですが、これが結構良かったからなのです。物の値段・品質の相場が分かるし、売り子さんの攻撃に合わずにゆっくりとリサーチが出来たため、スークでお買い物するときもとても参考になりました。なのでダマスカスでも同じように行ってみたのですが・・・

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う~ん、なんかイマイチぴんと来ず、でした。特におすすめするほどではありません(笑)。

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でも行くにあたって新市街をずーっと歩いて行けたのは面白かったです。この城壁の中と外では本当に雰囲気が違ってるんです。

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こんなサインを見つけては「本当?本当に本当のお寿司なのかな~?」なんて中を覗き込んだり・・・

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私は山のように積まれた愛しのアラブ菓子にくぎ付けになったり!!(反射しちゃってうまく撮れなかったのが悔やまれる) …あ、値段がアラビア数字で書かれているのがご覧になれますでしょうか?新市街でだって、やっぱり数字は読めた方が良いのです☆

午前中はそんな感じで過ぎて行き、お昼を食べた後は再びスークでしっかりお買い物をしました。
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メイン通りから外れた裏の方のスークは生活感があって大好きです。逆にそういうところではあまり写真を撮らないように気をつけないといけませんが、観光客も寛容に受け入れてくれるダマスカスの裏道は歩くだけで楽しいです。今回、スークでは主にスパイス(安い!)や石鹸(元祖アレッポ石鹸!ローレルやオリーブオイルのナチュラルな石鹸がたくさん!)、そしてクッションカバーなどを買ってご機嫌ご機嫌♪

そして「やっぱりあそこがいいねぇ」と、朝見たStraight Streetの寄木細工のお店に戻りました。似たようなものはそこかしこに売ってるのですが、細かいところの細工や仕上げが一番綺麗だったのです。

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お店の名前は分かりませんが、こんな門構え。ご主人のおじさんもとてもいい方でした(^^)。

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お店の品々はどれもこれもとっても素敵!見ていて飽きません。座ってていいよ、と差し出された椅子も座るのが勿体ないほど!

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白い部分は貝(蝶貝)がはめ込まれています。貝が多ければ多いほど、高価なようです。・・・いつしかこの寄木ワールドにどっぷりはまってしまったオットと私、「次にいつ来れるか分からないんだから買って帰ろう~!」とオトナ買いモードに突入してしまいました(笑)。

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私たちが買った組み立て式のサイドテーブル。…の、脚を一生懸命外してくれるお店のご主人。観光客の少ないシーズンだったため、沢山売れたご主人、大喜び。そして値引き交渉はもちろんのこと、「二つ買うからあのコースターもおまけでちょうだい!これも買うからあのペン立ておまけでちょうだい!」と言いたい放題でオマケをつけてもらった我々も大喜び。お互いにとって非常にハッピーなディールになりました(^^)。しかし私の旅行日記には「良い買い物!でも持って帰れるかなぁ。。」と不安が記してありました(笑)。

・・・さてさて、先程「お昼を食べて」とさらりと流してしまったランチの件については次に書きたいと思います。この日に我々が食べたのはシリア名物、チキンの丸焼き☆ これがもう美味しいことこのうえなく、私のハートを撃ち抜いてくれたのです(笑)。なので次回はランチ、そしてその次は夕食、と食べ物ネタが2回ほど続く予定です! そうすると予定では、あと・・・いや、まだ4回くらい続きます。

つづく。

我が家のダマスカスグッズ
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by mihopoppo | 2011-05-24 11:29 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑭~ダマスカス・Dinner and Breakfast!~
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ダマスカス、夜の新市街。都会です。

・・・☆・・・

さて、今回はダマスカス到着日の夜のお食事と、翌日の朝食の写真を一緒にまとめてアップしていこうと思います。今日改めて自分の旅行メモを読み返しながら思ったのは、ダマスカスは本当に美味しいものに溢れた街だったということ!またこの街で美味しいもの巡りが出来たらいいなぁ・・・と思いが募りました。

そんなこんなで、まずはディナー風景から始めま~す。

【Day 7 夜:January 6, 2011】

ダマスカスに到着したこの日の夜、お食事のために向かったのはJabri House(ジブリハウス)という地元でも観光客の間でもとても有名なレストラン。旧市街の街はとても分かりづらいのでどこをどう歩いて辿り着いたのか私には知る由もないのですが(例によってオットについていくのみ)、ウマイヤドモスクの近くだそうです♪

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そうそう、途中でこんな風に壁にかかれた道案内が出てました。気付くことが出来れば良いのですが・・(笑)。でも意外と迷わずにすんなり辿り着くことができました。

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入り口にはこんな看板が。1737年に建てられたジブリさんの大邸宅を、レストランに改築したものなのだそうです。

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そして小さくも美しい細工が施された扉を開けると、そこに広がっていたのは・・・

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「これは本当に個人のおうちだったの?」と目を疑うような広い広いスペースでした(この街にはこんなレストランが少なからずあるようです)。全体図が撮れずこの広さを伝えきれませんが、2階建ての回廊型の邸宅には23のお部屋があり、レストランスペースとなっている中庭部分にはレモンやジャスミンの木が植えられています。お店の中はとても活気があり、庶民的で明るい雰囲気にあふれていました。

さて、楽しみなお料理!ここで頂いたのは、サラダと・・・

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ずっと食べたいと思っていた茄子とゴマのペースト、ムタッバル。茄子が焼きナスになってるのでしょうか?苦みが香ばしくて美味しかったです。

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そして大好きなファラフェル、ひよこ豆のコロッケです(^^)。こんなオシャレな形で出てくるのは初めてでしたが、これがシリアでの形なのかしら? サクサクで風味豊かで本当に美味しいのです。ファラフェルはおうちで作りたい中東料理ナンバー1☆ 

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何かで「美味しい」と書いてあったので頼んだ「コルドン・ブルー」。美味しかったんですけど、これって鶏のチーズ焼きなんですよね。。別にアラブ料理じゃなかったし、ここで食べなくても良かったんだ~と食べてから気付きました(^▽^;)。結構ボリュームたっぷりだったのでオットと半分ずつにして正解!ファラフェルも揚げものなのでお腹にたまるし、二人で「しまった、今日も食べ過ぎた」と呟きながら帰りました。

夜は広~いベッドでゆっくり就寝☆
「ダマスカスいいねぇ!」とすっかりダマスカスファンになって眠りにつきました。


【Day 8 朝: January 6, 2011】

この日の朝はゆっくりめに8:30起床。身支度を整えて向かったのは・・・

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朝ご飯(*´∇`*)。・・・食べてばかりです(笑)。

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ここでもやっぱり出てくるのがファラフェル。やっぱりシリアではこの丸い小判型の形が主流なのかな?ヨルダンでは真ん丸球形のものが多かったように思うので、それぞれ土地柄があるのかもしれませんね。

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そして今回初めて食べたのがこの「ファッテ」。ひよこ豆と、サクサクに焼いた(揚げた?)薄いパンのうえに松の実、ひよこ豆の茹で汁、ゴマペーストやヨーグルトなどで出来たソースがかかっています。お味はとーってもマイルドでほんわかと温かく、お腹に優しい感じ。ウェイターさんは「シリアでは朝ご飯によく食べます」と言ってたので、欧米のオートミールみたいな位置づけなのかなぁ。このホテルの朝ご飯バフェは全体的に塩辛く感じたので、私にはこんなマイルドな一品がありがたかったです。

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そして朝だけど、しめは甘いもの☆ ちょっとピントが合ってませんが、お皿の一番奥に載ってる小さなお菓子が、旅の初日から私がとりこになってしまったアラブ菓子です☆ 毎日食べてても全然飽きませんでした(^^)。

というように、この日も朝からしっかりエネルギーチャージしていざ街へ!
スークや素敵な寄木細工のお店、世界一美味しい(と思う)チキン屋さんなど、我々を魅了するものと沢山出会う一日が始まりました。


つづく。

・・・書いてるだけでお腹いっぱいになってきました(笑)
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by mihopoppo | 2011-05-17 22:50 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑬~ダマスカス旅行・その1~
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Beit Al Wali Hotelの美しい中庭。うっとり(*´∇`*)。

・・・☆・・・

【Day 7 午後: January 5, 2011】

さて、2泊3日のダマスカス滞在で宿泊したのはBeit Al Wali Hotelという5つ星のリヤドです。ここはと~っても素敵なお宿で、三十路だけど気分はまるでお姫様・笑。…しかしバリバリ「バックパッカー!」という格好で乗り込んだ私たちは一歩足を踏み入れた瞬間「あ、こんな格好ですみませんっ」という気持ちになりました・・・(笑)。

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お部屋の写真がうまく撮れなかったので伝わらないのがなんとも残念なのですが、客室は居心地良く、インテリアも美しく、部屋のスペースの8割を占めるかと思われる大きなベッドは寝心地が最高!立地も旧市街の中で、スークやウマイヤドモスクのある中心地まで徒歩10分ほどの便利な場所にあります。

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ここBeit Al Wali Hotelの最大のおすすめはこの綺麗なcourt yard (中庭)。冒頭の写真もそうですが、このホテルにはこんなに綺麗なcourt yardが二つあるのです。シリアに限らずアラブ圏はどこもそうだと思うのですが(モロッコもそうだった)、リヤドは外観から内部の様子が一切うかがえないため、足を踏み入れて驚嘆することが多いです。外から見るとただの土壁がそびえたってるだけのに、中は吹き抜けになっていて広くてとーっても気持が良いのです(^^)。そしてそして、到着後にここでくつろぎながら調べ物をしていたオットと私・・・

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感じのよいスタッフの方がお茶をサーブしてくださいました。嬉しい・・・。
なんかみみっちいことを言うようですが、無料です(^^)。あれ、貧乏くさい?
とにかく予想外のサービスに感激・感謝していると・・・

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なんとお菓子まで!これはムハラビーヤと呼ばれるライスプディングで、米粉をミルクで固めた中東のスイーツ。ふんわりもっちりとしたプディングの上にはココナッツ・アーモンド・ピスタチオがのっているのですが、街中で見かけるものはもれなく赤いチェリーも乗っていました。とっても優しい、あっさりとしたお味でした♪ でも中庭にいるだけでこんなお茶とお菓子を頂けるなんて・・・かえって恐縮します(笑)。でもおかげさまで、この中庭で過ごす時間がとても楽しく優雅なものになりました。

さて、そんなわけで思いがけずゆっくりとした時間を中庭で過ごした後は、夕食に向かいがてらダマスカスの街をぶらぶら散策しました。

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黄昏のダマスカス。ここはStraight Streetといわれる、両側にお店が立ち並ぶメインの通りの一つ。ホテルの付近はちょっとハイエンドな感じで高級感が漂っていました。オシャレなレストランもちらほらと☆

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でも歩けば歩くほど街の古さに驚きます。Old Town(旧市街)だから古いのは当然なのだろうけど、建物がとにかく年代物!いったいいつの時代から変わらずたっているのだろう。。土で出来た壁があちらこちら崩れて木の骨組が見えていたりします。それがさびれた感じではなく、「味がある!」といった趣でたっているのです。

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こんな傾いた家もあちらこちらに。あの木のつっかえ棒が、この家全体の重みを支えているのだろうか。。そっか、ここらへんはきっと地震がない国なんだ。。

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近くの商店。元気カラーでお気に入り♪ ・・・しかしさすがダマスカス、街は古いけど活気と熱気、人の多さで元気です!何よりゆる~~~っとした空気に肩の力が抜けていくようで、全く危険を感じませんでした。なんだか全てが信頼関係のうえに成り立ってるような、そんなゆるゆる感です。ヨーロッパやアメリカの方がよっぽど気が張ったかもしれないなぁ。。

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街を歩けば、見たことのないような景色が目に飛び込んできて楽しくて楽しくて(^^)。

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そしてマーケット好き夫婦としては楽しみだったスークに到着!いや~、ダマスカスもスーク楽しいです!しっかり見たのは次の日になるのでまた記事は改めますが、地元の人の買物エリアもあれば、観光客をターゲットとしたぼったくり店や売る気があるのかないのか分からないお店もあり、面白かったです。全体的に綺麗だし、落ち着いていてオシャレなお店が多いのも印象的でした。・・・でも何より印象的だったのは、何も売ろうとせず、ただ普通に「Welcome to Syria!」と言ってくれる人が多かったこと。これはお店の人だけでなく、通りすがりのおじさん達もそうでした。自然と笑顔になる、そんな優しさがダマスカスには溢れていたなぁ。

そんなスークの話は次の次くらいに。

次回はこの後向かったレストランについて書きたいと思います!
(本当は今回まとめて書くつもりでしたが、長くなっちゃったので・・。この旅行記いつまで続くんだろう・笑)


つづく。
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by mihopoppo | 2011-05-11 12:43 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑫~いざ、ダマスカス~
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その歴史の古さが今も息づくダマスカス。幾多の歴史を乗り越えてきたこの街が、平和でありますように。。
祈りをこめて、旅行記は続きます。

【Day 7: January 5, 2011】


熟睡してぱっちり目が覚めた朝、真っ先にしたのは前日39度の熱を出したオットの顔に触れること。・・・あ、熱くない!良かった~、すっかり熱も下がって元気になった様子です(^^)。二人でもりもりと朝食を食べ、荷造りをして、本日向かうはシリアの首都ダマスカス!ダマスカスは聖書にもいつも出てくるほどの古い古い歴史を持つ土地であり、またいつもブログで仲良くして頂いてるYokoさんが1年間を過ごした土地でもあり(そのときの生活日記がとても楽しそうだったこともあり)、訪れるのをと~っても楽しみにしていた街です。ちなみに今回の旅行を計画するにあたっては、とっても親切なYokoさんに沢山のアドバイスを頂いたのです。Yokoさん、この場を借りて改めて有難うございました!

さて、シリアに行くにはビザが必要です。国境を超える際に申請・取得することも出来るのですが、時間がかかる場合もあるらしいので、事前に取得しておくことをオススメします。私たちも日本を出発する前にシリアのビザだけはとっておきました。えーと、ダマスカスまでは色々な行き方がありますが、我々はアンマンからセルビスと呼ばれる乗り合いタクシーを使用しました。4人ぎゅーぎゅーに詰め込まれるのも厳しいので、当初から後ろの3席すなわち3人分の席を購入する予定でしたが、ロウシーズンのためか我々以外にはあまり乗客もおらず。。ラッキーなことに二人で貸し切りにすることができました(一人アメリカ人らしきバックパッカーのお兄ちゃんがいましたが、彼はビザがないので他のビザ無し客が来るまで待たされていた)。ちなみに費用はこのタクシー代が50JD, そして国境を超えるにあたり出国税8JD×二人分で16JD。国境もつつがなく越えることができ、無事にダマスカス到着~~!

・・・と思ったのも束の間。。「着いたよ」と言われたのはいいけど、ダマスカスのどこらへんなんだか皆目見当もつきません。オットが「ホテルまで行ってくれないのか?」と聞いても、片言英語の運転手さんは「ここまで」と言い張ります。そうこうしてる間に、タクシーの周りには「カモが来たぜー!」とばかりに他のタクシードライバー軍団がわらわらと・・・。・・・はっはーん、なるほど。わざと中心部じゃないところで降ろして、次なるタクシーに乗せようという魂胆なのだ!華麗なる連携プレー、助け合いの精神です。・・・しょうがないので料金を払って降りると、「俺のタクシーに乗れ」「いや、俺のタクシーに乗れ」とすごい勢いで客引き合戦が始まります。 「500 シリアン・パウンド(SYP)でどうだ?」と一人の運ちゃん。「高いね、乗らないよ」とオット。 「250で連れてってやる!」と荷物まで持ち去られそうになりましたが、「No, 荷物返して!ここでは乗らないから(`ε´)!」とオットが厳しく突き放し、「とにかく行こう、全員ぼったくり!」と右も左も分からないまま、運ちゃん軍団を振り切るためだけに歩き始めました。

・・・しかし、本当に右も左も分かりません(なんたって字が読めないのだ!)。おまけにシリアのお金もありません。もう一つおまけに、シリアはほとんど英語が通じません。・・・なんという、心細さ(´・ω・`)。 困って地図を見ていると、通りすがりの心優しきおじさん(英語を話せる)が我々のためにタクシーを拾ってくれて、米ドルでも支払えるように交渉してくれました!本当に、旅先で親切な方に出会ったときは有難くて有難くて、このオジサマにも本当に感謝しきりでした。おじさん、本当にありがとう。でもシリアの人はごく少数の商魂たくましい人たちを除いて、本当~にいい人が多かったのです。そんな話もおいおい。

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そして辿り着いた旧市街の入り口、バーブ・トゥーマ(トーマス門)。タクシーに支払ったのは3ドルすなわち・・・だいたい140 SYP。良かった~、ぼったくられなくて(笑)。

ここで宿泊するリヤドの方のお迎えを待ち、いざ素敵リヤドへ♪
ちょっと短いけど、長くなっちゃうので一度区切りまーす。
次は素敵リヤドと美味しい夕食についてアップする予定です。

つづく。

おまけ
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by mihopoppo | 2011-05-07 22:06 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑪~再びアンマンへ~
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ペトラ遺跡のラクダの親子。今度はいつ行けるかなぁ。

・・・☆・・・

【Day 6: January 4, 2011】

この日は一枚も写真を撮っていない貴重な一日です(笑)。

さて、まず朝目覚めて私がしたこと。それはオットの顔に手をあてること。

・・・熱い!∑( ̄0 ̄; )
急いで体温計を出して熱を測ると立派に38度を超えています。この日は午前中にもう一度ペトラに行ってから15時のバスでアンマンに帰る予定でしたが、とてもそんなことが出来そうにありません。「とりあえずチェックアウトの時間まで寝るよ」とオット。朝ごはんを半ば無理やり(でもちょっとだけ)食べてもらって、パブロンを飲ませて、傍らでちょっぴり凹む私。・・・しまったなぁ。昨日、食欲がないことにもっと警戒心を抱いてたら、無理して夜のペトラに行くこともなかったのに。そしたら熱出さなかったかもしれないのに。。後悔先に立たず!

チェックアウト後はロビーのソファでぐったりするオット。お昼ごはんもほとんど食べません(私は隣で久々に手にするハンバーガーをパクパクと完食!珍しく健康!)。荷物も重いし「今日はもうバスじゃなくてタクシーで早めに帰ろうよ。」と何度か説得したのですが、オットは「うーん、でも大丈夫だと思う。」とタクシー案にのってきません。そうこうしてる間に時刻は14時。オットはこの頃になるとバックパックを背負って普通に歩けるまでに回復し、予定通りバスで帰ることになりました。驚異の回復力です(笑)。とりあえずオットの栄養補給用にりんごやバナナ、オレンジなどを買い込んでからバスの乗り場へ。

さて、ペトラからアンマンまで乗せてもらうJETTバス(Jordan Express Tourism Transport)は中東のあちこちを結ぶ長距離バスです。ここからアンマンまでのバスはペトラ遺跡の団体バス駐車場発。乗り場がどこかに明確にあるわけではなく、「なんとなくあそこらへんで待ってて」と言われ、バスが来たら「おーい、これだよー」と誰かが教えてくれるシステムでした。JETTバスはとーっても大きくて立派で快適なバス。アンマン-ペトラ間は確か8JDくらいとこれまたお得です。

乗り込んで一安心!こんなバスならオットもゆっくり寝て帰れるね、うんうん。平和な旅路になるね。。

と思ったのは最初の一時間まで。

しばらくすると、後方座席では唯一ワタシの頭上にあるスピーカーから結構な音量でアラビア音楽がズンチャズンチャ、ア~ア~ア~と流れてきました。。これはエンターテインメントなのだろうか(*・ε・*)。。しばらくは楽しむ余裕がありましたが、あまりのエンドレスさ加減に次第に不安に。。よーく後方からバス全体を観察してみると、どうやらこの音楽は私の頭上スピーカーからのみ、流れてきているらしい。。(その証拠に、途中でバス真ん中らへんのスピーカーから全く別のアラビア音楽が流れてきて、バスの中は一時「アラビア音楽二重奏」状態になりました。そっちの音楽はすぐやんだ。)

いつまでたっても鳴り止まないアラビア音楽。。次第に改宗を迫られている異教徒のような気分になってきます。・・・なぜだ、なぜなのだ!なぜ、よりによって、自宅で寝るときでさえも耳栓するほど音に神経質な私の上にスピーカーなのだ!と気分もささくれだってきます。「止めてくださーい」と言いたくても、あまりにも大型バスなのでどうやっても運転手さんの方までは伝わりません。私の救いは唯一オットが熟睡してること(風邪薬のおかげ?)。 結局、私は発狂しそうになりながらアンマンまでアラビア音楽と旅路をともにしたのでありました。もう一生分のアラビア音楽聴きました…(笑)!

アンマンに到着したのは19時だったか20時だったか。初日も泊まったToledo Hotelに再び戻ったときのあの安堵感。手帳には「広い部屋!白いシーツ!!ホテルの部屋ってなんて素敵!!お菓子も水もアダプターもある!」と喜びがつづられていました。だいぶ体調の回復したオットも「ホテルの部屋って大事だよなー!」と嬉しそうにベッドに寝っ転がっておりました。・・・でしょでしょー、次にペトラに泊まるときはさ、どんなに体調崩してもいいように、遺跡入り口のリゾートホテルMovenpickにしようね(^^)。

お互い体力を消耗していたので、夕飯は珍しくホテル内のバフェディナーへ。一人8JDなのですが、ペットボトルのお水もソフトドリンクも含まれていて、お料理も美味しくて二人で感動。・・・まぁオットの発熱と私のアラビア音楽責めがなければ特段なんてことのない旅路だったはずなのですが、なんだかとっても長い一日でした。

快適なシャワーに快適なベッドで大の字になる幸せを感じつつ、この日は終了!

翌日はいよいよシリアはダマスカスに向かいます!


つづく。
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by mihopoppo | 2011-04-20 13:24 | …ヨルダン・シリア(19)
ヨルダン・シリア旅行記⑩~Petra by Night~
余震の相次ぐ日々ですが皆さまお元気でお過ごしでしょうか? 
なかなか心の休まらない日が続きますが、ポカポカとした春の日差しには心癒される思いです(^^)。1日も早く余震が鎮まり、被災地でもこの麗らかな季節を楽しめるようになるといいのですが・・・。余震よおさまれ~~~~。

さて、復帰したと思ったらあっという間に中断されたヨルダン旅行記、再び?三たび?再開です!今日はあっさり夜のペトラを記録しておきたいと思います。

・・・☆・・・

【Day 5: January 3, 2011】

早朝から夕方まで歩き続けてクッタクタになったペトラでの1日。クッタクタで脚は重いけど心は満足感でいっぱい(^▽^)!体力的にはもう歩くのはしんどかったけど、夜にライトアップされるペトラも見たいねー、と高揚感を抑えられず「Petra by Night」に参加することにしました。

このPetra by Night は毎週月・水・木曜の夜20:30から行われるナイトツアーで、ろうそくの灯に照らされたエル・ハズネを見ることができる人気の企画なんだそうです。私たちは泊まってたお宿が遺跡の近く(歩いて5分くらい)だったので一度部屋に戻り、一休みしてからまた出かけました。

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遺跡入り口から見る街の灯り。オレンジ色の優しい景色です。・・・ちなみに集合はビジターセンターの辺りにわらわらと集まる感じ。わらわらだけど、すごーく混んでる!「Petra by Nightを静かに楽しむには最後に入場するといい」と聞いたオットと私、何気なく他のお客さん達をやり過ごしながら最後尾集団で入場します。

エル・ハズネまでの長~い長~い道のり、1日歩き通した身には結構こたえます。でも行きはまだ高揚感の方が勝っているのでそんなに辛くはありません。

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わぁ、なんて幻想的。なんて美しい・・・(人´∀`) 。


と思ったのも束の間・・・


目にバチバチと飛び込んでくるのは、すんごいフラッシュの嵐!!!!∑( ̄0 ̄; )
みんな写真が撮りたいのは分かるけど、このムーディーなろうそくの意味がないほどフラッシュたきまくり!!「笑い声や喋り声が反響してうるさい」というクレームは読んでいたので覚悟してましたが、このバチバチフラッシュは予想外でした。後ろを歩いていたおじさまが「あ~ぁ、みんなフラッシュ中毒だよ!」と嘆いていましたが全く同感です。ムードもへったくれもあったもんじゃありません(涙)。

それでも最後尾で入ったのでちょっと救われた気分。。

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だってほら、夜のエル・ハズネは昼間とはまた違った荘厳さです。


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ズラリと並んだろうそくを取り囲むように座ります。・・・あ、地べたに直接です。なので気になる人は敷物を持っていくことをお薦めします。なんとか座り場所を確保すると、おじさんが小さなカップに入ったチャイを持ってきてくれました。そして始まるのは、ベドウィンの音楽と物語・・・。

なんだけど、ちょっとちょっと、相変わらずすごーーーい数のフラッシュです(`・ω・´)!! バチバチピカピカと常に四方八方から光る閃光は目を過度に刺激し、顔を上げてられないほどに(気持悪くなってきます)。おまけにベドウィンの音楽や物語も・・・・うーむ・・・これは、我々の座った位置が遠すぎるのか??? いまいちよくわかりません(´・ω・`)。

というわけで、オットと私は「帰りも混むだろうし、もう十分疲れてるしいいよね」とすぐ引き上げてしまいました。帰り道は静かで、星空も見られて良かった。。でも疲れた体にこの2キロの帰り道(しかも緩やかな上り坂)は非常に厳しく、気分はすっかり修行僧。1日のうちでこの夜のペトラの帰り道が一番、クラクラと目眩がするほどしんどいものだったことを記しておきたいと思います。

結論!このPetra by Night、迷ってる方は無理して行かなくてもよい!と思います。
もちろん夜のペトラは見る価値はあります。でも正直値段に釣り合わないし、よっぽどペトラで余裕のある日程を組んでるのならともかく、そうでなければ翌日に備えて体力を温存しておく方が得策かと。。せめてフラッシュ禁止だったら良かったんだけどなぁ。。うーん。体力的に余裕のある方のみにオススメしたいと思います☆

さて、お宿に帰った後、お腹の空いた私は昼の残りのサンドイッチで夕ご飯。傍らのオットに「食べないの?」と聞くと「うん、いいや。お腹すいてないんだ。」とオット。・・・・・なぬ?夕飯食べてないのにお腹がすいてない?こーんなに歩きっぱなしだったのに、お腹がすいてない?そういえば今日はお昼もあんまり食べてなかった。。。オットの食欲不振が意味するもの。。。何やら不吉な予感がします。

しかも寝る間際に「なんか寒くない?」と一言。・・・いいえ、アナタ!温かくはないけど、決して寒くはありません。・・・寒いの?もしやそれは寒気ってやつなの(´・ω・`)?隣りでフリースを着込んで眠りにつくオットを案じながら、そして日中のペトラの感動&残像を脳裏に描きながら、私もあっという間に眠りに落ちました。

長い長いペトラ遺跡の1日はこれでおしまい、翌日はアンマンに戻りま~す。

つづく。
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by mihopoppo | 2011-04-13 09:36 | …ヨルダン・シリア(19)