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南仏ドライブ旅行記⑤~Saignon & Rousillon~
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プロヴァンスはさくらんぼの季節でした♪
やっとフランス旅行記も中盤です。

・・・☆・・・

【Day4 前半:June 16th, 2009】

朝7:30起床、近所のベーカリーで美味しいパンを買って朝食に。何気ないPain aux raisinがと~~っても美味しくて感激しました。フランスでは本当にどこもパンが美味しかったけど、このLourmarinのパン屋さんのは格別でした。何というか、レーズンはラムがきいてふっくら、クリームはこっくり。「あのロンドンのぼそぼそのPain aux raisinは何だったんだ!」と思うほど美味しかったのに、気づけば一枚も写真を撮ってませんでした。悔やまれます(笑)。

c0149755_12134441.jpg さて、前日はちょっとぐずついていたお天気が今日は快晴!まずは近くにあったBuouxという小さな村に小停車。静かな空気と青い空の下にさくらんぼの木が沢山並んでいて(トップのさくらんぼの写真はここのものです)、とても可愛らしい風景が広がっていました。


次にみたのは通りすがりの村、Saignon。ここは特に何も期待せずに降りてみたのですが、とても素敵なところでした(^^)。一口にプロヴァンスと言っても各村ごとに特色があり、大きい街は観光地化されすぎて残念に思うこともあるのですが、ここはとてもひっそりとしています。でも決してさびれてるわけではなく、プロヴァンスの良さというのをこの村でしみじみと感じることが出来ました。

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Saignonの風景。うるさくないけどさびれてない。そんなバランスがとてもよく取れていて、次回はここで一泊するのもいいな~と思いました。左上の写真のように小さなお宿は幾つかあるようです。旅行記には「来て良かったなぁ」としみじみ記してありました(笑)。

そんなSaignonを後にして向かったのはプロヴァンスの中でも有名な村の一つでもあるRousillonです。このRousillon、他の村と違ってとても大きな特徴があるのです。

それは・・・

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そう、街の色が赤い!

この辺りの土は赤土。私がこよなく愛するアメリカのアリゾナやユタの大地と同じように、赤い土が広がっています。あんなに赤い大地にこのフランスで出会えるなんてとっても不思議な気持で、赤土好きの私は「おぉ!」と血が騒ぎました。・・・が、Rousillonは有名どころだけあってすごい人、人、人!特に静かなSaignonを見た後だったせいか、このRousillonのtouristicな感じと人のすごさにただただビックリしてしまいました(そしてかなりの暑さと人の多さに早くもバテてきました・笑)。

でもここにある the ochre footpathというウォーキングパスはとても気持がいいのでお勧めです。

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アメリカほどではないにしても、雄大な自然の中をウォーキング。

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地層を見ながらこの土地の歴史を思います。

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靴が真っ赤になるので、汚れてもいい靴でお出かけください☆
もちろん暑さ対策も忘れずに!

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40分ほどのショートコースを歩いた後、ぶらぶらとして車に戻りました。街の中は「いかにも観光地~」といった感じだったのでささーっとしか見なかったけど、家族連れの方などは楽しめるんじゃないでしょうか(^^)。お店も沢山あったし、食べるところにも困らなさそうな感じでした。

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この後は再びドライブドライブ♪ 

向かったのはこれまた有名どころの一つ、Gordesです。
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・・・これが遠めから見たGordesだったはず。。今となっては写真も記憶もありすぎて、どれがどれだか分からなくなりがちですが、きっとGordesだったと思います(汗)。←後日、夫から「これはGordesではない」との指摘有り!言われてみればこれは全く「有名な村」という感じがしません。。どこだったんだろう。。通りすがりの村かな。Gordesではあんまり写真を撮らなかったんだそうです。ふーむ、そうだったっけ?

うーんと、Gordesも有名なだけあってすご~く人が多かったです!ちょうどマーケットの時間帯と重なってしまったため車を止めるのも一苦労。そして街にはカフェやレストランもとても多かったものの、暑さにやられ始めた私は例によってあまり記憶もなく、ただただ昼食の美味しいサンドウィッチ(大きな鶏のモモ肉が丸々一本分入っていた☆)と、プロヴァンス風ポテトをお腹いっぱい食べて満足したことが一番印象に残っています(^^;)。

それでもあちこちで見かけた素敵な風景は思い出すものですね。

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何気ない小道。

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何気ない標識。

どうしてこんなに風情があるのかなぁ。


・・・この後はラベンダーで有名なセナンク修道院、そしてエメラルド色の水が美しいFontaine De Vaucluseへと向かいます!(そして私のヘロヘロ具合が著しく進行します。)

続く。
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by mihopoppo | 2009-08-25 23:56 | …南仏ドライブ(14)
南仏ドライブ旅行記④~Pont du GardとBonnieux~
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夕暮れ時のBonnieuxにて。
気づけばブログの更新も久しぶり。思い出したように旅行記は続きます。

・・・☆・・・

一週間におよぶ南仏ドライブの旅行記も、まだ三日目で停滞中・・。
三日目の残りはパパッと駆け足で綴っちゃいます(なぜって4日目くらいからが見所満載だから)☆

【Day3の夕方:June 15th, 2009 】

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さて、バテバテのニームを出発した後は再びドライブです。
頑張って目指すはこの近くにある世界遺産 、『ポン・デュ・ガール(Pont du Gard)』!

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Pont du Gard はBC1世紀、今から2000年以上も前に建設された水道橋です。ローマ時代に水源地ユゼスから現在のニームまで水を引くために作られました。高さ49メートル、長さ275メートルの巨大な橋です。一見平たんに見えますが、そこには緻密な計算に基づく傾斜がつけられ水が流れるようになっているそうです。

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夕方の17時を過ぎたPont Du Gardは涼しい風が吹き抜けてとても気持ちが良かったです。麗しいポーズで写真を撮るご婦人、モデルさんのようなスタイルとファッションで歩く若い女性。橋の下には川辺で遊ぶ若者たちもいて、なんとも素敵な風景が展開されていました。…が、このとき既に体力を消耗しきっていた私はを口をきくのも億劫なほど(笑)。旅行記には『橋はすごい。BC1世紀からたってるとは思えないほど威風堂々。でも疲れててあまり記憶がない』と記されておりました。。(^^;)。

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でも朦朧とした意識の中でも、この巨大かつ均整のとれた橋の美しさはハッキリと認識していました。はるか2000年も前にこんな橋を作ることができたなんて、ローマ人恐るべし。古代の人の知恵というのは現在の私たちの想像を超えるものがありますね。

さて、18時過ぎにはPont du Gardを出発し本日のお宿があるLourmarinまで走りました。

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走ってる途中で幾つも小さな要塞村が出現するプロヴァンス。見慣れてきたとはいえ、一つ一つの村に歴史があり、今なおそこで生活する人がいるというのはすごいことだと実感します。…そんなことを考えながらおなかも空かせた20時ごろに通りかかったのは高台にある村、Bonnieux(←発音はズバリ『ボニュー』)。素通りする予定だったのですが、スバラシク見晴らしのよいスポットを発見☆ しかもそこにはなんとレストランが設置されているではないですか(^^)!ここを逃すと夕飯を食べそびれる危険があったためお食事をしていくことにしました。

このレストラン、「Brasserie Les Terrasses」がなんともまぁ、素晴らしかったのです☆

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風に吹かれてテラスでお食事。


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眼下に広がるこの景色。のどかで静かな村の美しさにほっと癒されます。


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そして私が大感激したニース風サラダ!アンチョビとオリーブがきいていて、新鮮な野菜がたっぷり♪ このサラダで一日の野菜不足が解消されてだいぶ元気になりました。どうもご馳走様でした☆


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日が暮れる時間までゆっくりと過ごしたBonnieux、とても素敵な村でした。
その後約10分ほど車で走ってLourmarinに到着☆

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Lourmarinは水彩画のようなパステルカラーの町並みにビビッドな色のお花が鮮やかに映えて、とてもお洒落かつ可愛らしい街でした(オサレな高級レストランがあったりします。でもそんなにtouristicでもなくて◎)。 でもLourmarinについてはまた後日。

次からいよいよ、旅は面白いエリアをめぐり始めます!
(そして私の疲れもだんだんと蓄積して夫婦喧嘩も始まります・笑)。

続く。
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by mihopoppo | 2009-08-17 23:20 | …南仏ドライブ(14)
家が決まりました☆
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最近のお気に入りお菓子、『黒船』のどら焼き。皮が薄くてもちもちです☆

・・・☆・・・


右端の「つぶろぐ」ではちょびっと書きましたが、先週無事に新居が決まりました!

決まるまでは本当に落ち着かず、「とにかく朝から晩までネットで物件を探し、図面と地図とにらめっこ」という生活が続いていたのでほっと一安心です(^^)。まだまだ必要なものを揃えたり家具を考えたり、とすることは山積みですが、生活を具体的に設計できるのは嬉しい限り♪

それにしても都心で環境も広さもちょうどよい物件を探すのがいかに大変なことか、今回自分が新居探しをするまで思いもしませんでした。

ちなみに私たちが探していた物件の条件はこんな感じ:
①夫の通勤圏内
②二人で暮らせる適度な広さ(+収納スペース。そしてLD広め←夫と私のこだわり)
③バッチリでなくてもいいから南向き☆ (私は日当たり命なのです)
④静かで空気もそんなに悪くないところ
⑤そしてもちろん予算の範囲内!

・・・まぁ細かい希望をあげればキリがないのですが、妥協したくない点としてあげるなら上記5点くらいなものでした。しかし30件ほど見たなかでも「ここならいいねぇ」と思えたところは少なく、中でも④の環境面を満たすところは本当に稀少でした。

私たちが見た物件の多くは
◇其の一:高速のお隣。もしくは窓を開けたら眼下に高速。。
◇其の二:車どおりの激しい○○通りのお隣。もしくは窓を開けたら眼下に通り。。
◇其の三:窓の外には電車天国。○○線も△△線も□□線も、更には新幹線も見たい放題!
 (電車好きの人は嬉しいかもしれない)
◇其の四:窓の外にはお墓。東京は意外とお寺が多い。(決して悪くはないんだけど。。)

・・・という感じで、「うーん、お部屋の中は素敵なんだけどねぇ。」とため息をついてしまうことが本当に多かったのです。周囲の環境だけでなく、細かい造りなどは実際に足を運んでみないと分からないことも沢山あったしなぁ(窓はあっても開けられない!とか、天井が異様に低い!とか、これじゃ料理が出来ないなぁとか。それはそれは見てビックリの連続でした)。でも賃貸でもこれだけ大変なのだから、実際にマンションや家を購入する場合にはもっと大変なんでしょうね。

何はともあれ、最終的には夫も私も納得できるお部屋が見つかってラッキーでした(^^)。新しいエリアを開拓しつつ、落ち着いて暮らせるといいな~。


さて、次なるステージは家具探し。
まだまだやることはたっぷりありそうです(笑)。
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by mihopoppo | 2009-08-10 15:44 | ◆東京日々雑感(67)
南仏ドライブ旅行記③~海辺の街とニーム~
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三人のマリアがたどり着いたと言われる海辺の街 St-Marie-de-la-Mer。
だーいぶ時間があきましたが、こつこつと旅行記復帰です(久々すぎ!)☆

・・・☆・・・

【Day 3: June 15th, 2009】

さて、旅はまだ三日目!近くのパン屋さんとスーパーで朝食を調達した後、行動開始です。
この日はまずアルフォンス・ドーデの『風車小屋だより』の舞台へ。
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とても素朴な風景。ここを舞台に、ドーデはプロヴァンス人の気質をとらえた短編集『風車小屋だより』を書き続けたんですね。朝から暑い暑い日が照り付けるのでささーっとしか見ませんでしたが、小さな博物館も併設されているようです。

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それにしてもこの日もなんと暑いことよ。。早くも私はばて気味です…(´ο`)。 ドーデも滞在されたと言われる小さなお城(大邸宅というほうが的確かも)があったので、木陰でしばらくお休みしました。本当に、6月の南仏がこんなに暑いとは思っていなかったのでビックリでした。今の日本よりはるかに暑かったもんなぁ。

続いて見学しにいったのは、有名なゴッホの跳ね橋。

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実はこれは商工会議所によって復元されたもので、なーんにもないところに突然ぽこっと設置されています。思ったより小さくて普通だったけど(ベルギーの小便小僧Julienくんの次くらいに「もしや、あれ?」という感じ)、間近で名画のモデルを見られるなんて感慨深い!この変哲のない橋に美を見出し、芸術の息吹を吹き込むことができるのが芸術家なんだろうなぁ。

このプロヴァンス地方の風景を見て初めて、印象派の絵がフランス独特の色彩や空気を鮮やかに表現していることがわかりました。たとえばセザンヌが描くサン・ヴィクトワール山の荒い灰色や裾野に広がる緑と茶色の大地、ゴッホの描く温かみのある黄色、モネの「ひなげし」に出てくる鮮やかな赤いポピーの色。すべてが自分が見ている風景そのままで、「あ、謎が解けた」と私は一人で妙に納得するような気持ちになっていました。ビバ・プロヴァンス!

と、しばし芸術に思いを馳せた後に向かうは一転して海辺の町、St-Marie-de-la-Mer!

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海辺は色彩がまた違って一気にリゾート気分になります♪ このSt Marie de la Merはキリストの死後、3人のマリアが舟で漂着したといわれる街です。その3人のマリアとはキリストの母である聖母マリア・キリストの叔母(つまり聖母マリアの妹)マリア・そして聖書に出てくるマグダラのマリア。迫害を逃れるためにたどり着いた3人のマリアですが、その後マグダラのマリアは布教のため別の地に赴き、二人のマリアと召使のサラはこの地に残ったといわれています。この召使のサラはエジプト人女性でしたが、長い年月を経てジプシーたちの聖人と崇められるようになり(ここらへんの経緯はちょっと不明)、毎年5月のお祭りの時期になると巡礼者がたくさん来るのだそうです。

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3人のマリアの教会もあります。

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とても綺麗なエメラルド色の海辺をぶらぶらした後、お昼は街のパン屋さんでキッシュなどを食べました。どこに行っても美味しいパン屋さんがあるフランスでは軽食には困りません。これが地続きのイタリアに行くとそうでもないから、ヨーロッパって面白いなぁ(と、いつも思う)。この街ではプロヴァンスの塩もお買い上げ☆ 

そして更なるドライブへ。今度は「デニム」の原産地でありその語源となった街、ニームへ行くことにしました。今回の旅は大まかなルートだけ決めて、後はその日の気分に合わせて予定を組んでいたので「ニーム通るよ、行ってみる?」「行ってみる!」というような感じでした。いったいニームに何があるのか分からないまま、車の中でガイドブックを読みつつレッツ・ゴー☆ 

お天気は突然下り坂。そんなニームにあったもの。

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とても立派な円形闘技場!保存状態もよく、非常に重厚感あり。ニームが「フランスのローマ」と呼ばれる所以が分かります(メゾン・カレという神殿もあるし)。この闘技場は現在も闘牛やコンサートに使用されているんですって。

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そして美しくお手入れされた広大なフォンテーヌ公園!
そしてこの公園の丘をひたすら上っていくと・・・

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ドドーンとそびえ立つマーニュ塔。紀元前1世紀頃に建築されたこの塔はもともと3階建てだったそうです。一見今にも崩れ落ちそうですが、中には150年ほど前に作られた螺旋階段があり上まで上ることができます。既にかなりバテバテだった私も、ここまで来たら上らない訳にはいきません。。

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というわけでひたすら螺旋階段をぐるぐると。

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そして到着!上にはぐるりと見渡せるニームの街。ゼーゼー言いながらも「おぉ」と感嘆し、感嘆はしてるけど疲労で「おぉ」としか言えないまま眺めを楽しんでまた下ってきました。この日の自分の旅行記を見ると、「暑い。しかし暑い。Nimeの公園(きれい)にいき、マーニュの塔に登る。らせん階段とてもきつい。夫ゲンキ。ミホクタクタ。」と書いてありました。もはや旅行記ではなくメモです(笑)。

この日はまだまだ続くのだけど、今日はとりあえずこの辺で。
次はあの世界遺産の橋へと続きます☆
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by mihopoppo | 2009-08-04 17:01 | …南仏ドライブ(14)